2012年10月16日

速記130年記念シンポジウム「講談落語速記本の興隆と大阪」開かれる

以下はワードワープ社のハルさんからのレポート、写真は兼子氏よりいただきました。
明治15年、田鎖綱紀が日本傍聴筆記法講習会を開講した年から、今年はちょうど130年に当たります。
10月13日、これを記念して、シンポジウム「講談落語速記本の興隆と大阪」が、大阪福島区にできた大阪芸術大学ほたるまちキャンバスにおいて開催されました。

シンポジウムは2部に分かれ、第1部は旭堂南陵師による講談「越の海勇蔵」の関取出世話を楽しみ、第2部では、旭堂南陵氏(大阪芸術大学)、関山真理子氏(明治大学)、三牧 勉氏(日本速記協会)、三氏による講演を通じて、明治初期、速記術が興こり、庶民の娯楽の講談・落語から「速記本」として読み物が生まれ、本が絵本ではなく文字によって表現されるものになり、言文一致運動を推進する一つの役割を果たしてきたことを知りました。
シンポジウム会場.JPG

当時の速記術講習の期間は6か月だったそうです。中には2か月で演者について速記をしたという速記士もあらわれ、いささか?ではありますが、録音機もない時代、彼らは速記術に加えて記憶力と文章表現力の才が備わった人たちであったと想像できました。

 第1部の講談は、即日午後5時、日本速記協会ホームページ上に、速記士大堀吉治氏による「電子速記本」としてアップされました。大堀さんの佐竹式速記文字もPDFで見ることができます。さらに、当日会場には大型ディスプレーが用意されて、これに南陵師の語る口調そのままが字幕で表示されました。これを担当したのは電子速記「はやとくん」速記士、安達晴美さんがと、同楠本和宏さんです。

 現代は、言葉の文字化とその伝達手段は、方法・スピードともに電子化によって大きく変革を遂げてきています。「電子速記本」に添えられた「序」には、このシンポを企画された兼子次生氏のその思いが書かれています。そちらもぜひご覧ください。
蛇足ではありますが、南陵師の講談が終わった後もまだ字幕の文字はスクロールが続いており、ややあって終了。このとき、会場から2度目の拍手が起こりました。「はやとくん」関係者である私は少し感動したことをつけ加えておきたいと思います。かわいい
リアルタイム字幕.JPG

また、日本の速記130周年「速記の日」展示・講演会が次のような内容・日程で開催されます。
ご都合よろしければ、ぜひご参加ください。
〜文明開化期の速記講習会・講演「岩手に速記文化の源流を探る」
                                       ・講演「三遊亭圓朝と怪談牡丹燈籠」〜
日時 平成24年10月28日(日)10:00〜16:00
ところ 盛岡市先人記念館地下ホール
主催 日本速記協会 盛岡市教育委員会



posted by sokkikan at 12:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月26日

民事事件でも速記録の需要は多い!一日も早く養成再開を!

最近の速記官をめぐる職場事情です。
全国の裁判所では速記官の減少が続いていますが、では速記官立ち会いの要請が減っているのかと言えば、そうではないという話です。

刑事事件は、裁判員裁判をはじめ、争いがあって、正確で素早い速記録を求められる事件への立ち会いを求められることが多く、期待に応えるため各地の速記官が奮闘していることは、今までもお伝えしてきました。

一方、民事事件のことが忘れられがちになりますが、ある裁判所では、速記官が刑事部から民事部へシフトされ、当初、その人数に見合うだけの仕事があるだろうかと心配したほどなのに、毎日毎日立会いに追われるほどの要請があり、余りの多さに要請を断ることもしばしばだという実態があるということです。

民事全体としては事件数は減少しているようですが、労働部と交通部の事件が非常に増えているのです。
2008年以来の不況で、派遣労働者が首切り、雇い止めに遭い、労働部では地位保全や退職金、休業補償などを求める事件が非常に多くなり、以前に比べ、倍近い速記要請がきています。
また、交通部についても、多くの事件が簡裁から地裁へ送られるため、部では係を増やして対応に追われ、その結果、速記の要請量も格段に増えています。

第一線で法廷に臨んでいる速記官は、「労働事件、交通・労災事件、さらには知的財産事件と、速記録を求める事件がこんなにもあり、裁判官や弁護士、当事者からも是非速記録をと言われるたび、年々減っていく私たち速記官が、いつまでこの要請に応えられるのだろうかという不安でいっぱいになります。一日も早く速記官の要請が再開されることを心から願います。」と訴えます。この現場の声が、なぜ最高裁に届かないのでしょうか。
コスモス.JPG
posted by sokkikan at 19:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月15日

原発から自然エネルギーへの転換、この動き進めたい

近くを歩いていると、太陽光パネルを屋根に取り付けたお宅が目につくようになりました。写真の上2枚が我が家、あとはご近所です。写真には写せませんでしたが、小型風車をパネルの横に取り付けたお宅もありました。
皆さまの地域ではいかがですか。

太陽光パネル1.JPG 太陽光パネル2.JPG 太陽光パネル3.JPG 太陽光パネル4.JPG 太陽光パネル5.JPG 太陽光パネル6.JPG

「早期に原発はゼロに」という世論が行動で示されているんだなと、実感します。
「早期に」と言っても、「近いうちに」と同じで、ちょっとあいまいです。
さんざん「計画停電」で脅された今夏は、十分余裕があったことが証明されたようで、花子は「即時」に原発はゼロにしてほしいです。
たとえ即原発ゼロにしたところで、原発そのものを完全に、安全に廃炉とするまでには相当な時間がかかるようですから、なおさらです。
政府は2030年代に原発稼働をゼロとする方針を出したようですが、この後30年近くも原発に依存し続けるなんて、世論に背きます。
一方で東南海沖や南海トラフ地震などの警鐘が鳴らされ、その一方で原発に依存し続けようという。同じひとつの小さな国のこととは信じられない花子です。

再生可能で安全な自然エネルギー、太陽光・水力・風力・地熱・波力・バイオマスなどを使えば、原発に頼らなくともエネルギーは十分に生み出せるはず。こんな自然エネルギーを使わないのはもったいない限りです。


posted by sokkikan at 15:14| Comment(1) | TrackBack(0) | 今日の記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月09日

「日弁連人権擁護大会 プレシンポ・大阪」にリアルタイム速記で参加

8月31日、大阪弁護士会館で「どうなる? どうする? 大阪の教育〜子どもが主役の学校とは〜」をテーマに皆で考えるプレシンポが開かれました。

ここに速記官2名が「はやとくん」リアルタイム速記で臨み、意見交換を記録しました。残念ながらスクリーン表示はできませんでしたが、ちゃんと紹介してもらって宣伝はできました。8.31 速記官.JPG

(なんと2日後には完成記録をK弁護士に送ったとのこと、その速さにびっくりされたことでしょう!)


会場には弁護士36名、一般85名の参加があったと報告されましたから、この問題についての関心の高さがうかがえます。
まず、基調報告によって、'03年に導入された「教員に対する評価育成システム」、'12年に「国歌・国旗条例」「教育関連条例」が相次いで成立したその内容と問題点が明らかにされ、3氏によるパネルディスカッションが行われました。元大阪市教育委員会委員長、大阪市熟議「学校選択制」公募委員、憲法問題委員会の弁護士と多彩でしたが、それに加え、高校生、保護者、教師から現場の生の声が出され、その後も、パネラーの発言以上に会場からの発言があって、ずっと会場にいた花子も熱い議論に引き込まれてしまいましたが、速記は大変だったかもしれません。


教育に効率を強く求め、点数重視など過度な競争を持ち込みことによって、子どもや地域が壊されていくのではないか、心配になりました。教師は単にチーティング・マシーンではなく、時に医者であり、エンターテナーであり、易者をもこなす人間力があるという、どなたかの発言に、かつて学んだ時代、野山によく連れ出して下さったパワフルな女先生のお顔がふと頭に浮かんだ花子です。

posted by sokkikan at 13:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月04日

更なる情報保障の進化へ パワーアップ!

9月2日、名古屋市で「第36回速記科学研究会、速記言語科学研究会」が開催されました。

この場で「はやとくん」生みの親で、電子速記研究会の遠藤基資さんが新しい日本語ローマ字入力方式とそのキー配列、「WinJpnkey」を初公開しました。
これは遠藤さん作成の「Jpnkey」がOSにうまく乗らず、しばらく放置されていたものを、グーグルのIMEで使用可能であることが分かり、今回「WinJpnkey」として初公開となったものです。

遠藤さんは、現状、必ずしも日本語に適しているとは言えないキー配列を、これによってWindows環境で、通常のQWERTYパソコンのキーボードのまま、速く楽に入力できる日本語ローマ字入力用のキー配列にすることが実現したと話しました。
「WinJpnkey」というのは、簡単に言うと、「かな入力」より更に日本語の50音表配列に近い配列にした、とても覚えやすいキーボードだそうで、「これで、はやとくんの情報保障の際の反訳者は更に高速入力が可能になり、情報保障は更に更にパワーアップされるであろう!」と更なる進化を述べられました。
ぜひ、あちこちでこれが試されて「更に更にパワーアップされる」といいですね!

詳細は以下のホームページをご覧ください。
http://www1.s2.starcat.ne.jp/nagoya/
posted by sokkikan at 09:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月17日

ワードワープ社創立10周年!おめでとうございます。

リンクしてますワードワープ社(WW社)は、先日10周年を迎えられたとのことです。
経済情勢の厳さは速記業界にも多大な影響を及ぼしていることと思いますが、10周年を迎えられたこと、心からお祝い申し上げます。 わーい(嬉しい顔)

最高裁判所での速記研修が停止されたままの現在、民間会社として速記教育を行い、「はやとくん」を使って生字幕をつけるところまでの一貫教育をしているのはWW社だけ。日本文化としての速記技術を継承発展してくださっている努力に敬意を表したいと思います。


さて、そのWW社のHPがリニューアルされています。ぜひ、のぞいてみてください。

そこにWW社がつける生字幕の予定の掲載されています。


中でも全国ネットで配信される第94回全国高校野球は、8月8日(水)の開会式でまず行い、次は準決勝戦・決勝戦が予定されているとのことです。予定では8月21日、22日ごろです。


今年はどの高校に栄冠が輝くのか、全国的話題とともに、生字幕にもご注目ください。


posted by sokkikan at 19:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月01日

日本国民救援会大会で守る会が訴え!

日本国民救援会(注1)は7月28日から3日間、神戸市で第56回全国大会を開催されました。

関西での大会開催とあって、速記官制度を守る会大阪支部の安原支部長が2日目の29日に発言する機会が得られました。

安原支部長は発言のなかで、速記録は正確に一言も漏らさずに、ステンチュラと「はやとくん」システムを使って即座に記録をつくることができること。本大会議案で速記官制度について力強い記述(注2)がされていることに感謝しつつ、速記官の置かれている現状を報告しました。
今の速記官は優秀な人が揃っていて、即座に記録を出す技術を持っている。裁判は調書裁判の弊害を反省して公判中心主義に立ち戻ろうとしており、裁判員裁判で重要性が増している。韓国でもアメリカでも、世界的に速記官の制度は発展しているのに、衰退しているのは日本だけ。最高裁は冤罪を防ぐ気概があるのか?と指摘しました。

きっと参加者の共感を呼んだことだろうと、写真からもうかがえます。

救援会大会1.JPG 救援会大会4.JPG
(注1)ホームページによると、「日本国民救援会は、戦時中の1928年4月7日に結成された人権団体です。戦前は、治安維持法の弾圧犠牲者の救援活動を行い、戦後は、日本国憲法と世界人権宣言を羅針盤として、弾圧事件・冤罪事件・国や企業の不正に立ち向かう人々を支え、全国で100件を超える事件を支援しています。」とあります。
記憶に新しい冤罪事件や、再審開始決定となった事件での支援活動で有名な団体です。

(注2)大会議案では、「3 裁判員制度へのとりくみ」の項で「裁判員が審理する上で、正確で迅速な公判記録の作成が不可欠であり、速記官養成の再開を求めます。」と記述されています。心強いことですね。

posted by sokkikan at 09:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月18日

すごい!「さようなら原発10万人集会」

海の日の7月16日、都会のど真ん中は人の波・波・波・・でうめ尽くされてしまったような、17万人の参加者が「さようなら原発」の意思表示をしたと、報道されています。

スポニチの記事→
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/07/17/kiji/K20120717003693740.html
では、呼びかけ人のうち、3氏の言葉を紹介しています。


 音楽家の坂本龍一氏は「『たかが電気のために、なんで命を危険にさらさなければいけないのか。美しい日本、国の未来である子供の命を危険にさらすべきではない』と強調した。」


 「作家の瀬戸内寂聴さん(90)は『暑いから家にいるようにと言われたけれど、冥土の土産に皆さんがこんなに集まる姿が見たかった』。」


 「作家の大江健三郎さん(77)は『原発大事故がなお続く中で、関西電力大飯原発を再稼働させた政府に、侮辱されていると感じる』と怒りをあらわにした。」

この思いは代々木公園に集った17万にとどまらず、全国各地で呼応して開かれた集会参加者に届いたことでしょう。
果たして何人くらいの参加者が当日「さようなら原発」の声をあげたのか、想像もつきません。

当日の代々木公園を空から見た山本太郎さんの興奮リポートがユーチューブにありました。
http://www.youtube.com/watch?v=LdllWxuYRfA 

「原発ゼロを求める1000万人署名」は785万に達し、更に続けられている、今年3月から始まった「毎週金曜日夕方は首相官邸へ」行動も、大飯再稼働以後、爆発的に参加者が増えているという。


各地で思い思いに繰り広げられている行動、イベント、署名、意見表明など、脱原発への思いは、とうに1000万人は超えているに違いない。

美しい日本と安心を次代にバトンタッチするために、力を合わせましょう。
NO NUKES !

posted by sokkikan at 13:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月08日

今年も国民平和大行進!歩きました。

平和行進はそろそろ大阪から兵庫へ引き継がれたころでしょうか。
兵庫→岡山から広島をめざして歩き続けていかれます。
これから通るコースの方、まだ間に合います、気軽に歩いてみられませんか。
それにしても今年は「ドカ雨」が多いみたいで、行進中の大雨は旗は重く、身体はグッショリで大変なことでしょうと頭が下がります。

花子は今年、奈良市から大和郡山→法隆寺で名高い斑鳩(いかるが)町までまず歩き、翌日、斑鳩町から平群(へぐり)町→三郷町→王寺町と大阪に引き継ぐ寸前まで2日間歩きました。幸い、薄曇りで、それなりに日焼けはしましたが行進日和だったのは何より。
奈良市のコースは名所旧跡をたどるので、一度は行ってみたいと思っていたところです。
やはり同じように思う方もいて、愛知県から滋賀県、京都、奈良を歩きたいと来られた方も。
奈良市役所を出てしばらく行くと、右手奥に華麗な「朱雀門」が見えました。大きな交差点のため、写真が撮れなかったのは残念。そこから「唐招提寺」「薬師寺」を経て、大和郡山市役所まで。
平和行進だから、道々「核兵器の全面禁止」、更に「原発の再稼働反対」をアピールして歩くのだけれど、景色も楽しみつつというのがいいところです。

午後は一路斑鳩町に向けて、ということで10キロ強の道のり。ちょっとだれ気味になりましたが、斑鳩町が近づくと、まずは「法起寺」、そして「法輪寺」と美しい三重の塔がすぐそばに。以前は「法隆寺」の塔も含め、「斑鳩三塔」がこの辺りから見渡せたんですよ、と地元の方。
法起寺.JPG  法輪寺.JPG  藤の木古墳.JPG  農作業の人にもアピール.JPG
「法輪寺」で休憩してしばらく行くと、今度は「藤の木古墳」でした。古代ロマンに浸りながらの平和行進は、すごくお得で、それに加え、通し行進者の各所でのご挨拶や沿道でのアピール、やはり平和行進には魅せられます。
平群町役場到着集会.JPG
通し行進者の3名を簡単に紹介すると、最高齢80歳で真っ黒になり元気に歩いてられる山口さんは映画人。37年前に「歩く」という平和行進記録映画を作られた方です。他に原爆関連の映画を11本も世に送り出しておられる。しかし山口さん自身、歩かれたことがなく80歳を機に「自ら歩く」通し行進の決意を固められたとのことです。決意は固まると強いのですね、行進中、沿道の子供たちからお年の方まで、歩み寄って声をかけられて「年の功」の強みを発揮されてました。各地のスピーチで紹介されるエピソードが胸を打ちました。
かみさんが作ってくれたという2本ののぼりを背負って行進してられる渡辺さんは力強い。マイク要らずの通る声がすばらしい。去年は北海道から東京へのコースを歩いたそうで、福島の被災地の実態を紹介して、脱原発を訴えられました。
10回以上通し行進しているという竹田さんは、今回網の目の和歌山から奈良に入って合流されました。昭和15年生まれで父親は3歳で戦病死、弟は父親亡き後の生まれという経験から、平和を求める思いはストレートです。同時に、平和行進に参加するのが自らの健康づくりということも語られました。

皆さん、広島までお元気で歩き通してくださいね〜  ご一緒できませんが、「行進ブログ」など見て応援しています。

posted by sokkikan at 08:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月28日

ステンチュラ官支給について最高裁総務局と懇談が実現!

  6月11日、速記官5名(東京地裁4名、松山地裁1名)で、ステンチュラ官支給を中心とした速記官の執務環境全般について総務局(第3課・植村課長、泉補佐)と話し合いを行いました。
速記官のうち2名は守る会幹事から参加しました。

 今回の話し合いは、ステンチュラ官支給に関して今年2から3月にかけて、衆参の法務委員及び民主党本部に守る会で要請を行った際、民主党・江田五月法務委員からアドバイスを頂き、総務局に申入れを行って実現に至ったものです。

 
 ステンチュラの官支給については、
「最新の在庫でも購入後10年以上経過しており、精密機械として『適切な在庫』とは言えない」こと、
更に「仕事で使うものは官で配布するのが当然のことであり、国内で速記タイプを製造していない以上ステンチュラで更新すべきである」ことを軸に様々な角度から発言をしました。

 その他の要求としては、「裁判員裁判の立会から殊更、速記官を排除せず、通常の事件と同様の付速記基準で立ち会わせること」を求めました。

 全国的に未だ多くの庁で裁判員裁判から意図的に速記官が排除されています。
これだけ公務員バッシングが激しい中で「仕事がしたい」という職員に仕事を与えず、予算を使って民間の業者に逐語録を作らせる裁判所当局のやり方は理解に苦しみます。
 

 課長からは話し合いの最後に
「今回は1つ1つの事情について細かく聞くことができ、得るところがあったと思う」という感想が述べられたところです。
 

 総務局は速記官の執務環境整備について主管する局ですが、これまで、年に1度の速記部同窓会との「懇談会」以外に速記官と話し合いの場を持ったことはありません。
その意味では、今回話し合いの場を持てたことは画期的であり、ステンチュラ官支給に向けて一歩前進とも言える出来事だと思います。

 今回の話し合いは、江田議員の助言なくしては実現しなかったことはもちろんですが、速記部同窓会、全司法労働組合速記担当、電子速記研究会、守る会の共同なくしては実現できなかったものです。

 改めて、
 「全国の速記官が力を合わせれば必ずステンチュラは官支給される!」
と実感できた話し合いでした。

posted by sokkikan at 19:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月20日

玉置公良法務委員に面会しました!

守る会では6/14に副会長以下3名で参議院の玉置公良法務委員に面会することができました。
テーマは、もちろんステンチュラ官支給です。

 
玉置議員は和歌山から選出されていますが、地元速記官からの「お手紙」を受けて4月に最高裁と面会して種々の説明を受け、5月には和歌山の速記官からも話を聞いてくださいました。

その後すぐに「守る会本部からも話を聞きたい」ということで連絡を下さり、今回の面会が実現しました。



玉置議員は、ステンチュラは既にご覧になったことがあるとのことでしたが、「はやとくん」システムは初めてということで、パソコンを持ち込んで、速記符号データが一気に日本語の漢字仮名混じり文に変換される場面を見ていただきました。
その上で「最高裁は3/28の法務委員会でもステンチュラの導入と効率化を関連づけて説明していましたが、このとおり、効率化は『はやとくん』がもたらすものなんですよ」という説明をし、その点は御理解いただけたと思います。

また、ステンチュラの官支給は「全司法労働組合」及び「速記官」の総意であること、その証拠として、全司法の要求として10年以上、交渉等でも要求し続けているし、最高裁あての要求署名も数名を除いたほぼ全部の速記官がとりくんでいることをご説明し、十分に納得いただけました。
 

上記の点をはじめ、玉置議員が最高裁の説明を受けて疑問を持たれていた部分についてきちんと説明することができましたし、今後に向けてのアドバイスも頂き、実り多い面会となりました。



 玉置議員は、私たちの後にもすぐ別の面会の予定が入っているということで非常に御多忙な中ではありましたが、説明も質問も大変熱心にしてくださいました。

「理屈がつけば予算は何とかなるものですよ」との心強い発言も頂き、一同、「よし、また明日からがんばろう!」という決意を新たに帰途につきました。

 (残念ながら写真を撮る時間がありませんでしたので、季節の花を皆さまへ〜)

あじさい.JPG  菖蒲.JPG

posted by sokkikan at 12:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月07日

スタンフォード大学、井上准教授が調査研究のため来日

ご専門の「言語人類学及び日本研究」のため井上美弥子准教授が来日され、申し出により、井上准教授にさっそく面談し、様々なご質問にお答えしました。

この研究の趣旨として書面でお知らせいただいたものによると、
「この研究調査は日本の速記の理論と実践の歴史的変遷を把握し、広く『話し言葉』を『書き言葉』に変換するというプロセスがどのように行われているのか、そしてそのプロセスが歴史的にどのように変わってきたかについて議会速記と法廷速記に焦点をあて考察しようというものです。そのために現在、速記者の方々やその他議事録作成や調書録取にかかわっていらっしゃる方々に聞き取り調査を行っております。」
とありました。

この趣旨のとおり、様々な角度からのご質問にお答えし、また、花子の個人的な経験談もお話しすることができました。

井上准教授の研究もかなり進んでおられるようで、「えっ!そこまでもう調査されてるの!」ということも多々あり、まあ、花子も久しぶりに?多弁となって約3時間、日本の速記官制度の復活・裁判所速記官の養成再開への熱き思い再びとなりました。


井上准教授は明日から次々と各界の方と面会され調査研究を深められるとのことです。

久々の日本食(酒饅頭のあんこも)を楽しみながらのご活躍、お祈りいたします。ぴかぴか(新しい)

posted by sokkikan at 20:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月27日

速記用タイプ「ステンチュラ」製作のステノグラフ社から書簡

先ごろ、速記官が私費輸入しているステノグラフ社から電子速記研究会あてに、最近のアメリカの速記事情について書簡が寄せられました。
その内容をかいつまんで言えば、速記された情報を電子化して、許可された人へのアクセスの効率化と、長期保存の安全性を高めるため高機種タイプへの移行の動きについてです。

和訳したものの全文を紹介しますと、
「米国の裁判所記録の取り扱いについてのいくつかの動向につき、謹んでご報告させていただきます。記録の電子化と紙のない法廷への移行による経費削減と効率向上に重点が置かれております。
日本の法廷と同様に米国の法廷も経費の削減を進めつつ効率の向上に努めております。紙のない法廷の構築は米国の地方裁判所および数々の州裁判所において最重要課題です。一例は、米国の地方裁判所速記官の逐語記録をPACERシステム(
http://www.pacer.gov)にアップロードし、許可された人へのアクセスおよび、効率の良い、安全な長期の保存が出来るようにしています。紙をなくす動きはどこの裁判所でも増えております。
裁判所速記官および民間で働く速記者も同様に、経費削減、効率向上に取り組んでいます。伝統的に米国の裁判所も日本と同様に紙の速記原本を保管していました。速記原本は縛って、分類され、箱に入れられ、最終的に長期保管の倉庫に収められました。これは長期に亘って経費が掛かり、紛失のおそれ、質の劣化、効率の悪い検索につながります。速記官は皆実質、電子的な速記原本ができる特別なソフトを使っているため、伝統でそうしているという以外に紙の原本の機能的役割はありません。
2003年にステノグラフ社はelan Mira という最初の紙のない機種を出し、使用した方々から前の機種より信頼性が高いと受け止められています。安全と検索のためにコンピュータソフトで,テキストファイルあるいはAbode PDF形式にコピーされます。検索はより正確で効率良くなりました。
2012年現在、ステノグラフ社の速記機械の販売の97%は紙のない機種です。Diamanteモデルは創業以来一番早く販売が伸びているモデルです。一番信頼性の高いモデルでもあります。デザイン改良が疲れをやわらげ、正確さをあげています。ソフトの改良は速記者に正しい判断を可能にし、記録の品質を上げています。WaveモデルはDiamanteより機能の少ない機種ですが、同じ技術と良さを備えています。
70年以上に亘り、ステノグラフ社は速記者の生産性の向上の道具を提供し、開発力、品質、サービスで評価をされています。ステノグラフ社の機械は他の技術に基づく機械より長く使われています。今日、速記の機械はより信頼性が高いものですが、コンピュータ技術の進歩がたゆまぬ性能、使い勝手、信頼の向上を可能にしています。ステノグラフ社は裁判所の速記官のため、より高度なDiamante、あるいはWave機種への移行へのご支援をいたしますので、ご満足の頂けるものと信じております。」

読んでいて思わず「うわっ!えらいこっちゃ!」と声をあげてしまいました。
花子たちが使っているタイプ「ステンチュラ」は、旧モデル「紙のある機種」です。
この販売がたった3%になっているということは、これから先の新規製作はなくなるということを意味してるではありませんか!
いやもうストップしているかも。
もう不安でいっぱいです。

2004年の国会附帯決議「政府及び最高裁判所は、・・・裁判所速記官が将来の執務態勢及び執務環境について不安感を抱くことのないよう十分な配慮をすべきである。」この実行を、今こそ、直ちに、声を大にして求めます。

posted by sokkikan at 14:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月21日

「『裁判所には速記官がいるもの』という認識・・」を真に実現するための見直しを

標題の言葉は当会の第15回総会での裁判員経験者−田口真義氏の発言です。

田口さんの認識のように、多くの地方裁判所にはまだ速記官がおり、裁判員裁判はじめ、その他の刑事裁判・民事裁判、ときには高等裁判所の法廷にも立ち会って速記録を作成しています。

しかし、その速記官の実数は最大時825名(’96年)だったのが、今年4月で219名へと激減し、「速記録が必要なので速記官の立会を」という関係者の要請に応えられなくなっています。
また全国の地方裁判所のうち10庁が速記官配置がなくなりました。


このままでは「裁判所には速記官がいるもの」という社会的な認識が通用しなくなる日がやってくると、花子たちは速記官の養成再開の声をあげ続けています。

今日5月21日は、裁判員制度施行からまる3年。裁判員法で定められた制度見直しの時期となります。

最高裁判所は裁判員経験者にアンケートを実施したり、日弁連や市民団体が提言を行っています。

対象事件や守秘義務、量刑のあり方など、制度の根幹にかかわるものが国民的議論となることが予想されます。
しかし、こと裁判所速記官の養成再開に関しては「裁判所には速記官がいるもの」という社会的な認識と、花子たちの訴えの弱さから、残念ながら国民的な議論に広め切れていません。


記録と言えば、昨年の福島原発事故に対応する政府内の会議録が作成されていなかったとして批判された例が記憶に新しく、公的な記録はきちんと作成して残すことは社会的に認識されていることがらと言えるでしょう。

裁判が公正にかつ迅速に行われ、更に後日の検証にも耐えられるために、正確な記録の作成を担う裁判所速記官の役割の大切さは社会的なコンセンサスは得られています。

3年後の見直しの時期にあわせ、花子たちは引き続き速記官の養成再開を求めていきます。

posted by sokkikan at 10:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月13日

元速記官ならではの小説集「雪解靄」が出版されました。

元富山地裁の速記官・西嶋明美さんが神通明美の名でアジア出版社から「雪解靄」(ゆきげもや)を上梓されました。

裁きの陰に生きる様々な人間の姿を臨場感あふれる筆致で描いています。

中の短編「虫」に速記官が登場します
「・・・文恵は40年近くこの北陸で裁判所の速記官として働いてきた。速記官は、法廷でのやり取りを速記タイプを使って速記し、執務室で調書に仕上げることを主な仕事としている・・・」


西嶋さんは、裁判所速記官10期で、日本で初めて公害病と認定されたイタイイタイ病裁判にずっと立ち会ってきました。
神通川の神通という名前を自らに付けた西嶋さんは、重い課題を秘めつつ、さらりとした表現で読む人をぐいぐいと引き込んでいく小説にしています。

朝日新聞富山版、北国新聞富山版などで裁判所の速記官だった著者として本が紹介されて好評を受けています。また銀華文学賞奨励賞も受賞しています。


「帯」の紹介文は「人は法の裁きによって冷厳にのみ処理されるものなのか。法廷の場で裁断される人間が、苦悶し、叫びをあげる。その生身の声がここにある。裁かれる人間−その姿に肉迫し、叫びと真の思いを描く法廷文学。法と人間の狭間を鋭く突く新鋭小説集」とあります。


法廷文学と言われると、弁護士や検事が活躍するものがほとんどですが、この小説集は速記官、執行官、調査官の仕事を通しての裁きの場を主題としていることで、より身近で、「帯」紹介文がストンと胸に落ちました。お勧めです。

お近くの書店にない場合は、アマゾンで注文して買うことができます。

posted by sokkikan at 11:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月03日

憲法記念日はピースウオーク

今日5月3日は憲法制定65年となる記念日です。
毎年のこの日、地元9条の会主催のピースウオークに参加することにしています。

新緑が美しく映え、植え込みのつつじも真っ盛り。そぞろ歩きのような参加者は「平和憲法を守りましょう」「震災復興に憲法を生かそう」など声をあげ、笑顔いっぱいで歩きました。小さな町で、どこを通っても勝手知ったる我が家の延長のようなもの。途中から加わる人や、買い物途中から手を振ってくださる方もいてアットホームな催しです。

 ピースウオークで活躍の五郎君.JPG                             

写真は今回初登場の「稲月五郎くん」。吉本仕込みのようなお母さんとの掛け合いはなかなかのもので、閉会の挨拶を笑いでしめてくれました。来年はもっとおしゃれして来るよ〜だって。楽しみです。




posted by sokkikan at 14:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月26日

「三春滝桜」はそろそろ、満開近しでしょうか。

桜前線の北上につられて、4月中旬、「三春滝桜」をぜひ!と思って出かけましたが、まだまだ「つぼみ固し」でした。
でもその姿は威風堂々、1000年も越える昔々から春を待ち焦がれる人の熱いまなざしを受けて、気高く立ち、花子の胸にビッビッビッと響くものがありました。

例年より遅れて開花ということのようで、連休にあわせてたくさんの方に福島自慢のこの「三春滝桜」を見てもらえるように、季候も粋なはからいをしたのかもしれません。


滝桜の満開は見ることができませんでしたが、福島市の「花見山」は見渡す限り花の山で、木々の種類からして春から初夏へと花が次々と咲き競う名所でした。


「花も実もある福島」、全県が復興するまでの道筋は遠く厳しいのでしょうが、その現実を直接感じる意味からも福島に出かけてよかったと思う花子です。


花見山.JPG   会津で思いがけずカタクリ.JPG

posted by sokkikan at 19:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月21日

ご覧ください、この速記官ケーキ!!

cake.JPG

今年も速記官仲間が定年退職を迎えられました。

長い間、裁判所速記官として、「はやとくん」と「ステンチュラ」によって仕事に励んできたことを讃え、そのご退職をお祝いする会を大いに盛り上げたケーキです。

「はやとくん」のイメージキャラクターが速記タイプ「ステンチュラ」の上で踊っているようですね。

ケーキ屋さんに特別注文して作っていただきました。

かわいかった! おいしかった! 思い出に残るケーキとなりました。

posted by sokkikan at 09:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月09日

「裁判員交流会」に行ってきました。

「裁判員ACT(アクト)裁判への市民参加を進める会」が主催する裁判員交流会に行ってきました。東京では「経験者ネットワーク」というのがあって、こういう交流会が開かれているようですが、大阪では初めてとのことでした。そのせいかTV取材がいっぱいでびっくりです。
4/8裁判員交流会.JPG

1部は経験者のみ、2部は一般参加者との交流会ということで花子は2部に参加しました。

既に裁判員を経験された方は2万4000人近くおられるということですが、こうした場に参加される方はごく少数のようで、今回は3人の経験者が参加されました。


皆さんおっしゃるのは、事件の内容は一つ一つ違うので、経験談が役に立つ範囲には限界があるけれど、今まで裁判と無縁だった市民が参加しやすくなるという意味で事前情報は役に立つのではないか、ということでした。その上で、守秘義務の緩和について「評議室内のことすべて」から「発言者を特定しなければよい」という程度に緩和してもらいたいという要望が出されました。確かに、裁判員の方が記者会見に臨んでおられる報道を見ていると、どこまで話せるのか戸惑う様子や、同席の裁判所職員の顔色をうかがうということもあったりして、分かりにくいし、怖そうな雰囲気が感じられます。このことに関して「裁判官も記者会見すれば、その発言がガイドラインになるのでは。」という経験者の声もありました。


裁判員裁判実施後3年の見直しに向けて、経験者としての提言や、弁護士会などの提言が出されています。参加された研究者のお一人は「経験者100人インタビュー」をして市民から見た裁判員裁判の検証途上にあると、その一端を披露されました。

花子は「証言などの記憶に食い違いがあって、確かめたいという経験をされたか。あったとしたら、どのようにそれを解決したか。」を質問しました。お一人は「深刻な食い違いはなかった。」もうお一人は「食い違いはあったが、裁判員どうし話し合った。」というお答えでした。


3年後の見直しは「裁判員制度が司法制度の基盤としての役割を十全に果たすことができるよう、所要の措置を講ずる」と裁判員法附則に定められたもの。花子たちはこの趣旨に則って裁判員制度に裁判所速記官による速記録の制度化を求めています。

posted by sokkikan at 10:32| Comment(1) | TrackBack(0) | 今日の記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月29日

民主党本部に陳情に行ってきました!

3/23、守る会では会長以下7名で民主党本部に陳情に行ってきました。
目的はもちろん「ステンチュラの官支給」です。

2/27の衆参法務委員要請の折りに「民主党では陳情については党本部要請も必要」とのアドバイスを頂きましたので、取り急ぎ設定しました。
 
04年の国会附帯決議が守られていないことを伝え、決議の趣旨が職場できちんと活かされているかをチェックし、ステンチュラの官支給により速記官が執務態勢に不安を抱かずに働けるようにしてほしい、とお願いをしてきました。

対応してくださったのは松野信夫法務委員会理事、石津政雄衆議院議員のお2方でした。
最高裁がステンチュラを官支給できない理由とする「在庫」の実態や、速記タイプと比較してステンチュラの優れている点を中心に説明しました。

「百聞は一見にしかず」ということで、速記タイプとステンチュラを持参し、ステンチュラにはパソコンを接続して自動反訳の様子も御覧に入れました。

その甲斐もあって、お2人とも要望の切実性や合理性には十二分に納得していただけた様子でした。
また「いろいろと陳情は受けますが、実物を持ってこられたのは初めてですね」との発言もあり、私たちの“熱意”が通じたのではないかと思います。


事前に、陳情は原則15分という説明を受けていたのですが、両議員からいろいろと質問も頂いたりし、実際にはかなり時間超過して対応してくださり、大変ありがたかったです。
本当に熱心に私たちの話を聞いてくださいました。

B.JPG
(写真中の速記タイプ及び速記用原本、パソコンは個人所有のものです。)


守る会では、昨年末に電子速記研究会の総会で速記官に「法務委員宛てお手紙行動」を提起してから今回の民主党本部への陳情まで、正に怒涛の勢いでステンチュラ官支給にむけて取り組みを続けてきました。
今回の陳情に当たっても準備には苦労がありましたが、そんな苦労も何のその!と思えるほどの成果があったと実感していますし、陳情に参加したメンバー一同、元気を頂いて帰ってくることができました。
これも、全国の速記官からの「お手紙」が効いているからだと思います。
(帰りはビールで乾杯しました!)
早くも幹事会では次の作戦を練っている最中です。
今後も、全国の速記官をはじめ会員の皆さんの力と知恵を借りながら、ステンチュラ官支給に向けて更に運動を強めていく予定です。
ご協力のほどよろしくお願いします!


その後の3月28日、参議院法務委員会で日本共産党の井上哲士議員が様々な角度から的確な質問をされています。
以下のサイトから、3月28日→法務委員会→質問者(井上)と進むと動画で見ることができます。
最高裁の答弁者は総務局長、刑事局長、経理局長です。約20分間です。こちらもぜひご覧ください。
 
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

posted by sokkikan at 09:39| Comment(2) | TrackBack(0) | 今日の記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。