2014年09月10日

8月30日、埼玉弁護士会速記録問題対策特別委員会がWW(ワードワープ)社訪問

WW(ワードワープ)社(大阪市)に、埼玉の「埼玉弁護士会速記録問題対策特別委員会」所属の弁護士さん9名が訪問されました。

主な目的は、「機械速記者の養成の見学」です。

守る会大阪支部の安原支部長と、Mさんも同行しました。そのレポートです。


生(なま)字幕制作の見学

一行は、最初に字幕制作室に案内されました。

その部屋には、テレビが6台、パソコンは数え切れず、ステンチュラ数台がセットされていました。

この部屋からテレビ局へ聴覚障害者のための字幕のデータを送ります。

最大3局の字幕制作が同時に行えるとのこと。

最近は、テレビ画面にできるだけ字幕画面を入れるよう総務省の要請があり、注文が増加しているとのことでした。

今回は、4人チーム・2人チーム・1人、この3パターンで野球中継の字幕デモをしてくれました。

初めて生字幕制作を見られた先生方は、デモの後に、作業の流れや仕組みを熱心に聞いておられました。

カメラのシャッターの音も響き渡っていました。

興奮が冷める暇もなく、部屋を出て、地下の会議室へ移動しました。


 タイプ符号.JPG ww社訪問.JPG


意見交換会

実は、埼玉の弁護士さんたちは、去年も来阪されています。

「裁判所速記官制度の歴史を学ぶ」が目的で、守る会大阪支部と熱心に意見交換を行いました。

そのときに耳を傾けてくれた先生方のお顔をまた拝見でき、懐かしい思いがしました。

勉強熱心な先生方ばかりで、今回の意見交換会の2時間弱もあっという間に過ぎました。

意見交換会の中身は充実していました。WW社では元裁判所速記官の春名さんやOさんを中心に、打合せや準備をし、配られた資料は完ぺきでした。

それらをもとに、WW社の設立からこれまでの経緯、そして、これからの展望などの説明がありました。


WW社と裁判所の養成の違い

中でも注目されたのは、WW社での養成方法の説明でした。裁判所と同じステンチュラを使って教えているのですが、書研で教官が教えていた方法とは大分違うと説明がありました。それは独自の辞書の活用など生徒の自由な進歩を促すという方法です。

守る会は「養成再開、養成再開」と訴えているが、養成の「方法」は踏襲しないでも養成可能、とのことでした。

生字幕の仕事の増加に備え、積極的に生徒を募集しているとのことで、「ケイコとマナブ」誌の201410月号にWW社の広告が載ります。

年齢制限無し・随時開講・週4日(AMに講座・自主練習はPM3時まで)で2年間の養成期間だそうです。

ん〜、確かに違う! 夕方からアルバイトも可能なんて、かつての研修所と比べて余裕がありすぎです。


よもやま話

WW社社長の話は興味深かったですね。この業界の競争の厳しさが出ていました。

しめくくりに、守る会大阪支部長の安原弁護士から埼玉弁護士会とWW社への感謝の言葉と、関東弁護士会連合会へ養成再開の働きかけの訴えがありました。


懇親会

夕方からWW社では、生字幕制作のお仕事に突入。

お仕事のじゃまになってはいけないと、天神橋筋商店街の居酒屋へいざ。

先生方の口から出るのは、質の高い速記録の作成に努めるWW社を絶賛する言葉ばかりでした。

法廷で速記官が立ち会う場面にさえ出会えてないのに、いきなり生字幕の制作現場を見学して驚愕したと感想を言われた若い先生。

日本でただ一人のステンチュラメンテ資格ASP所持者のWW社員が自己紹介をすると、「お〜あなたがそうなの」「あ〜そうなんだ」とこだまのように時間差で、あちこちの席で歓声が湧いたのは必見でした。


報告は以上になります。

最後になりますが、守る会本部からも参加がありました。



posted by sokkikan at 08:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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