その米国議会の上院・下院での議論の様子を伝えるTV画面で、歩きながら、首からぶら下げた速記タイプにソクソクと速記している女性速記者の姿が映し出されてびっくりでした。
皆さんもご覧になりましたか。
口角泡飛ばしながら大激論している議場で、座ったまま速記している姿は定番でしたが、今回は駅弁売りさんのようなスタイルで歩きながら、きっと野次みたいなものも速記するからでしょう、ソクソクと入力している姿に目が釘付けになりました。
新年度予算の成立まで議論は続くでしょう。その様子が映像に流れたら、皆さん、速記者にもぜひご注目ください。
速記官は、どんな場面でもソクソクと冷静に仕事をしてますよね。ファイト速記官。
米議会での歩きながら速記をしているというのも、速記文字をテープ紙に打ち出すことをやめて、完全データ化したことで生まれたのでしょう。必要が進歩につながっていることが、この目でよく分かりました。