2012年04月09日

「裁判員交流会」に行ってきました。

「裁判員ACT(アクト)裁判への市民参加を進める会」が主催する裁判員交流会に行ってきました。東京では「経験者ネットワーク」というのがあって、こういう交流会が開かれているようですが、大阪では初めてとのことでした。そのせいかTV取材がいっぱいでびっくりです。
4/8裁判員交流会.JPG

1部は経験者のみ、2部は一般参加者との交流会ということで花子は2部に参加しました。

既に裁判員を経験された方は2万4000人近くおられるということですが、こうした場に参加される方はごく少数のようで、今回は3人の経験者が参加されました。


皆さんおっしゃるのは、事件の内容は一つ一つ違うので、経験談が役に立つ範囲には限界があるけれど、今まで裁判と無縁だった市民が参加しやすくなるという意味で事前情報は役に立つのではないか、ということでした。その上で、守秘義務の緩和について「評議室内のことすべて」から「発言者を特定しなければよい」という程度に緩和してもらいたいという要望が出されました。確かに、裁判員の方が記者会見に臨んでおられる報道を見ていると、どこまで話せるのか戸惑う様子や、同席の裁判所職員の顔色をうかがうということもあったりして、分かりにくいし、怖そうな雰囲気が感じられます。このことに関して「裁判官も記者会見すれば、その発言がガイドラインになるのでは。」という経験者の声もありました。


裁判員裁判実施後3年の見直しに向けて、経験者としての提言や、弁護士会などの提言が出されています。参加された研究者のお一人は「経験者100人インタビュー」をして市民から見た裁判員裁判の検証途上にあると、その一端を披露されました。

花子は「証言などの記憶に食い違いがあって、確かめたいという経験をされたか。あったとしたら、どのようにそれを解決したか。」を質問しました。お一人は「深刻な食い違いはなかった。」もうお一人は「食い違いはあったが、裁判員どうし話し合った。」というお答えでした。


3年後の見直しは「裁判員制度が司法制度の基盤としての役割を十全に果たすことができるよう、所要の措置を講ずる」と裁判員法附則に定められたもの。花子たちはこの趣旨に則って裁判員制度に裁判所速記官による速記録の制度化を求めています。



posted by sokkikan at 10:32| Comment(1) | TrackBack(0) | 今日の記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ご参加ありがとうございました!
小規模ではありますが、経験者同士で話す、それを一般の方が直接聞くという場面を儲けたという意味では、第一歩だったのかなと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by ACT at 2012年04月10日 11:13
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