2010年08月11日

全司法全国大会での速記官関連発言が

季節は「残暑お見舞い」のころとなりましたが、相変わらずの容赦ない日ざしの毎日ですね。
皆さまの地はいかがですか。

毎年、7月中旬に開催されています、全司法全国大会、今年は長浜で開催されました。
参加された速記官の一人からの伝聞ですが、速記官に関連する発言の要旨を紹介します。


東京地裁の書記官から、「東京では今まで17件の裁判員裁判に立ち会っているが、連日的開廷なのに速記官だけ連日立会が禁止されている。当局は健康への配慮というが、他の一般事件では連日立会をしているのに。これは裁判員裁判から速記官を排除しているのでは。」「94%の速記官がステンチュラを自費購入している。これは書記官にボールペンを支給しているからパソコンは要らないだろう、使いたいなら自分で買え、と言ってるのと同じ。官支給の早期実現を。」「音声認識システムは使い勝手が悪い上、録反に回すため調書作成にも時間がかかる。『速記官が立ち会ってくれることになった』と聞くと職場で拍手が起こるほど歓迎されている。」と発言。

奈良からは、「1人配置になって9年になる。1時間程度で休廷せざるを得ないことの解消、適正迅速な裁判への寄与を求めて複数配置の実現を強く求めている。大阪から奈良への転勤希望者がいるのだから、今は1週間でもいいから来てほしいと思う。」と発言。

和歌山からは、「大阪高裁管内での裁判員裁判への立会いが和歌山の1件のみで、職場では音声認識システム利用の録音反訳でしか対応できないと受け止められている。裁判員裁判から速記官の立会いを外すことは最高裁の考えではないと言っている。従来の基準で速記官の立会いができるよう運動を強めていただきたい。」と発言。

どの発言も職場の実態を踏まえた切実なものとして、きっと参加された他の職種の方にも共感を持って受け止められたことでしょう。



posted by sokkikan at 09:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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