2014年04月22日

「速記官制度を守る会」第17回総会開催!本部ニュースより転載

成果もある。うまずたゆまず活動しよう!!
 去る2月21日(金)夜、速記官制度を守る会第17回総会が開催されました。初の平日開催でしたが、33名の出席で、総会議案も滞りなく採決され、交流会でも意見を頂くなど、今後の活動につながる総会となりました。
■開会挨拶(鶴見会長)
 裁判にとって客観的で正確・公正な記録の確保は不可欠であり、速記官の養成再開と司法のさらなる向上を求めて運動を続けてきたが、一定の成果もあり、制度化運動になってきたと自負している。最近も弁護士会の意見書等が多数出されている。これも速記録が録反調書より優れていることの具体的な現れ。弁護士会を訪問して要請もしてきたが、弁護士会というのは要請があったからといってそれだけで意見書や声明を出してくれるところではない。いろんな意見があるのが実情であるが、そういう中でこれだけ中身の濃い意見書等を出してもらっている。日常的に裁判に関わっている弁護士だからこそ速記録の優位性に深い信頼が寄せられていることのあかしである。これは今後の運動にとって重要な立脚点になると思う。その確信を強めている。
■活動報告等(持木事務局長)
 日弁連と東京3弁護士会への要請行動を行った。司法総行動に参加する中でユニオンちよだから取材も受けた。衆参法務委員への要請行動の中から法務委員会での郡議員の質問もあった。弁護士会の意見書等を多数出していただいているが、近畿は全単位弁護士会から出ており、これは守る会大阪支部の活動が大きい。速記官の人員は2014年4月時点で4名減の204名になる見込み。電子速記タイプライターの新機種を31台個人輸入した。電子速記タイプライターの官支給は、減少する速記官の活用という意味で、守る会にとっても重要な課題だ。活動の波紋は徐々に広がっていると信じている。

■会場発言
・安原弁護士(大阪支部長) 
 守る会大阪支部では、昨年は埼玉弁護士会速記録問題対策特別委員会との交流を行った。法曹界で「はやとくん」や速記官を知らない人が増えている。弁護士会は速記録でやってほしいということは一致しているが、証言記録の原稿はすぐに欲しいと考えているところもある。近畿弁護士連合会での決議があれば全国の単位弁護士会への波及効果も大きいので近弁連への要請を計画している。裁判員裁判で直接主義の本来の裁判のあり方になってきている。世界的に速記録の必要性は認識されている。

・高澤弁護士(埼玉弁護士会速記録問題対策特別委員会委員長)
 昨年は守る会大阪支部と交流した。速記技術を伝えていくことは重要なので、今年はワードワープ社(電子速記技術を使用している大阪の民間速記会社)を訪ねる予定。来年は札幌に行きたいし、全国行脚して活性化の契機にしたい。

・樋口弁護士(埼玉弁護士会速記録問題対策特別委員会副委員長)
 埼玉は全国で唯一速記録の委員会を維持している最後の砦。自分は速記官の立ち会う法廷に出会ったことがない世代。自分の期を中心に速記官問題を知ってもらおうと考えている。

・A(市民) 
 定年後も年金者組合をはじめいろんな団体の役員で忙しくしている。方針に沿って市民会員を増やすべく宣伝していきたい。日本の裁判を守るためにも速記官制度を守る会の発展を願う。

・B(組合役員)
 組織拡大の面からも守る会の活動には見習いたいところがある。

・C(速記官)
 モチベーションが保てるのも守る会のおかげ。当局許可の私物の電子機器である電子速記タイプライターで仕事をしている速記官だが、会計検査院の調査があるような場合に、机上に私物の電子機器は置くなとのお達しがあったりするのが悔しい。

・D(速記官)
 やりがいを求めて頑張っている。同じ職場の書記官には速記官の存在意義を理解してもらえているが、職員の中にも速記官を知らない人は増えている。守る会の活動の場にいると元気が出る。

・E(速記官)
 3名配置のところで2名がこの3月に定年退職するが、再任用希望なので実質は減員にならないで済む。裁判員裁判にも立ち会えているが、民事事件は一部しか立ち会えていない。速記官は必要なところに活用されるべき。

・F(速記官)
 養成最後の期なので人数が減って将来への不安はあるが、速記の仕事は好きなのでスッポンのように食いついて定年まで全うする。

■閉会挨拶(小澤幹事)
 運動というものは、みんなで集まって頑張っていこうと確認しあえる機会を持つことが大事。そういう意味では平日開催もよいのではないか。うまずたゆまず活動していこう。

*総会開催にあたり、民主党参議院議員・江田五月氏、日本共産党参議院議員・井上哲士氏、同じく日本共産党参議院議員・仁比聡平氏より、連帯と激励のメッセージが寄せられました。ありがとうございました。
心強い限りです。
posted by sokkikan at 08:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月01日

大見出しは「速記官カムバック!」産経新聞(3/31付け)掲載

「速記官カムバック!」の大見出しが目を引きました! 日ごろ、裁判とは関わりのない方にも読んでもらえると期待を持ちます。

今、裁判員裁判のほとんどでは速記官が立ち会えず、「音声文字化ソフト」が使用されていますが、その「“トンデモ誤変換”に弁護人らが頭を悩ませている。」として、具体例が挙げられています。例えば、大阪弁では普通の「何すんねん」が「何数年」だとか、「豚まん持って」は「ブタ守って」などと誤変換されたとベテラン弁護士が述べています。

弁護人に提供されるDVDを使って訴訟の準備としようとしても、誤変換が多くて検索にイライラ、負担が大きすぎると訴えられています。

近畿6弁護士会の動向も、最高裁の言い分も、速記官の現状も、十二分にまとめられた記事内容です。
ぜひ、以下のサイトにアクセスして、全文をお読みください。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140331/waf14033111390004-n1.htm


posted by sokkikan at 13:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。